南足柄金剛寺
臨済宗祥龍山金剛寺、ご本尊様は延命地蔵菩薩。境内の一画に永代供養墓がつくられ、それに伴う景観づくりさせて頂きました。現世とあの世をつなぐ回廊(石畳)が、仏門(杉皮葺き数寄屋門)を境にガラリと表情を変える。その仏門をくぐれば岩山から流れる三途の川(砂利)、その先の回廊は蛇行しあの世の入口へ。その入り口手前には微かな火を灯す石灯籠、そして和尚(送り人)のため座禅石が佇む。そしてあの世へと・・・
大磯の庭(S邸)
大磯の山々の借景は自然がつくりあげた産物で、その借景を活かす庭づくりはシンプルな方がいい。そこで悩み考えた挙句、出した答えが正面の建物を隠すための石垣が浮かび出た。その石垣は結界として絶妙な役割を果たす。またその石垣から贅沢にも夏目型水鉢に水を垂らすことで湧泉を表現、さらに大磯の大海原を砂利にて、そこに浮かぶ島々を赤松と苔にて表現してみた。自分で言うのもなんですが渾身の力作になったかと・・・
鎌倉の庭(A邸)
ある建築家による和モダンな雰囲気の建物、その建物に寄り添う庭づくりは雑木の庭が馴染むかと。落葉樹主体にて四季の移ろいを楽しんで頂けるようモミジやヤマコウバシ、ヤマツツジ類を選択、また隣地との目線防止にちょっとした常緑樹、足元を彩る苔や山野草を。木曽石の石畳アプローチや景石もさりげなく。そんな素朴な感じの雰囲気を演出してみました。
新百合ヶ丘の庭(M邸)
丘陵地な土地は幸いにして水景の庭づくりに相応しい。傾斜地を活かし、ちょっとした渓谷・渓流がつくり易いからだ。荒々しい渓谷・渓流・溜池を山石にて、その脇には雑木や山躑躅、山野草で彩る。溜池の水をポンプで循環させることで、水のせせらぎ、ひょっとしたら小鳥のさえずりも聞こえるでしょう。何もかもが住宅街であるかを忘れてしまう。
伊豆高原の庭(M邸)
ある建築家による和モダンな茶室周りの景観づくり。一見何の変哲もない茶室に見えますが、鉄筋コンクリート(小たたき仕上げ)づくりで水面に浮かぶ茶室なんです(斬新なデザイン!)。その水面に浮かぶ回廊を御影平板で、また手水鉢も控えめに据えてみました。今回は石工事のみでしたが、素敵な空間づくりのお手伝いができたかと・・・
青梅の庭(H邸)
手刻みの日本建築に伴う日本庭園づくり。今時珍しく門被りの松のオーダーは身が引き締まる思い。そしてお客様と考え抜いた結果、池泉の庭に。門被りの黒松があるなら赤松も欲しい、四季を感じるなら紅葉や山躑躅も欲しい、古めかしい雰囲気を演出するなら古材による石畳も欲しい、子供たちが走り回る芝、家庭菜園も欲しい。そしてつくり上げたのがこのお庭です。
多摩永山の庭(F邸)
和モダン調の建物、その建物を引き立てるために選んだのが石積みによる外構。野面積みをベースとしたデザイン門柱、土留め石垣、アプローチの石畳、石階段と石三昧で仕上げてみました。縦格子の木柵、板塀、そして雑木に囲まれたお庭にはくり抜いた石から湧き水がこぼれ落ち小川へ。また、開放感を感じる芝生では愛犬サニーの格好の遊び場になればと。
大磯の庭(S邸外構)
大磯の山間のS様邸宅、そこは自然豊かな環境、すぐ側を流れる川の音、鶯の鳴き声、蛍のヒカリなどが体験できる癒しの場所です。今回の工事では、木製ガレージ駐車場、それに伴う土留め石垣及び石組、玄関アプローチ階段及び石畳(玉石階段・あられ敷き・洗い出し、御影平板等)、植栽などを行いました。
秦野の庭(W邸)
約2ヶ月に及ぶ秦野の庭づくり!今回は雑木の庭と和の庭の2か所に重点を置いてプランニングから庭づくりさせて頂きました。雑木の庭は渓流渓谷の四季をイメージ、また和の庭は和みを感じてもらうためにアカマツとクロマツ、雪見灯篭を背景とした大きな蹲をイメージしてみました。
川崎有馬の庭(D邸)
持田竹材店の2代目店主D様、造園業界にとって必要不可欠な存在である。庭師にとって竹材店との関係は太い絆みたいなもので成り立ってると言える。そうした背景に竹や丸太を使って演出する空間を店先の身近な場所に設けることで庭師の向上心を掻き立てる何かに結び付けばと思い、D様の理解あって今回の空間づくりに至りました(微力ながら参考になれば・・・)。
海老名国分寺台の庭(O邸)
坪庭というよりどちらかというと露地庭のイメージ。テーマは『陽だまりの縁側』です。庭づくりに先駆けてウッドデッキ(縁台)をつくり、その1年後に作庭へと進展!御影平板と玉石の石畳通路、その脇には砂苔・ヤマコウバシ・ヤマツツジ・ミツバツツジほか、手づくりの庭園灯も設けてみました。
大和つきみ野の庭(S邸)
13tラフターにてメグスリノキを植込み、庭石を13t吊り込み、大まかな配置が整いいざ庭づくりへ!三又にて庭木の場内移植や庭石の据え付け、ユニックにて客土5m3の搬入。お客様は雑木や山野草が大好きで、自然な感じの雰囲気がご要望でしたので私にとっては一番好きなパターンでした。テーマは『渓谷の春』です。
大和上草柳の庭(K邸)
数年前に建物を建て替えになり玄関左側の和室前の空間がどうも殺風景で気になっていたところ、庭づくりのお話を頂きました。テーマは『小さなおもてなし』です。いつもよりもちょっと贅沢に、訪れたお客様に癒しを感じて頂けるような自然あふれる景色を・・・!
横浜港北の庭(M邸)
料亭などで見かける和風な感じで眺めるお庭にしたいというご要望で始まった庭づくり!今回は、その要素を取り入れつつ、少し自然な感じの雰囲気を漂わせる景観づくりを意識しました。テーマは『渓谷の静けさ』です。豊かな砂苔、ダイナミックな石組、少しひんやりするような雰囲気、特に雨の日はいいもんです!
座間入谷の庭(K邸)
建物がモダンでスタイリッシュな感じがどことなくカッコよく見えたのでそれに合わせたプランを提案させて頂きました。自然石の石垣花壇と階段、木柵の機能門塀と外壁を設けることでよりカッコよくなったのではないでしょうか?テーマは『スタイリッシュな佇まい』です。
横浜青葉の庭(K邸)
つい先日手術して大好きな庭いじりはちょっと身体に負担なため泣く泣くの思いでバラを減らすことに。だから、そんな寂しげなK様が今度は眺めて楽しめるような庭にしてあげたいと思いプチリフォームしました。テーマは『ちょっぴり贅沢リゾート気分!』です。
座間立野台の庭(M邸)
テーマは『広がる湿原と四季の森』です。石門と石畳を抜ければ広がる湿原(芝生)とモミジなどの雑木や果樹が自生する四季の森が出現。山肌と山道は自然石にてリアルな感じに。それは鑑賞して癒される庭だけでなく、回遊して楽しめる庭となるよう心掛けてみました。
田園調布の庭(S邸)
テーマは『古城の面影』です。かつて繁栄したと思われる古城跡(石垣)が山奥にひっそり佇み、そこへと導く石畳の小道が過去と現代を繋いでいるイメージ。けれども植物たちだけは今も昔も変わらずに緑豊かに覆い茂り、今日に至る。
横浜保土ヶ谷の庭(S邸)
酒屋を営むご主人より更地の活用法の相談を受け、庭づくりすることに!立ち並ぶ自動販売機の目隠しに建仁寺垣、倉庫の片隅にあった春日灯籠、大谷石と玉石の廃品再利用の石畳通路や腰掛け、山の荒々しさと山道には筑波石等による石組とあられ敷き、豊かな自然を5種類のモミジ、テーマは『四季の回廊』です。
海老名の庭(W邸)
テーマは『舞鶴の孤島』です。自然豊かな孤島(砂苔と石)で2羽の鶴(2本の松)が求愛ダンスを舞う姿を表現してみました。この坪庭は360°どこからでも眺めることができ、どの角度でも楽しめるように心掛けました。ちなみにW邸とは妻の実家であり、日頃の感謝を込めてつくらせて頂きました。
大和つきみ野の庭(K邸)
K様宅には毎年交換留学生が来るそうでその際にお庭でバーベキューができるように庭の大改造を行いました。テーマは『お庭でBBQ!』です。バーベキューグリルを中心に外国人向けの立食パーティ形式で寄り掛かって座るレンガ腰掛、目隠しの木柵、足元の天然石樹脂舗装、色合いを気にした植栽にしてみました。
綾瀬K工場前庭(K工場)
K工場は綾瀬市内にて熱処理ショットブラストという独自の特殊工法にて金属表面加工をしている工場。今回はISO基準を満たすためにその工場緑地面積を拡大するという訳です。テーマは『四季の杜の工場』です。様々な種類のモミジやツツジ、チゴ笹の群生、ダイナミックな石垣が見所です!
M商事の庭(M商事)
M商事様は、道路舗装工事やアスファルト合材の販売、IT関係など様々な分野を扱う企業です。今回はそんなM商事のイメージアップ作戦です。テーマは『グリーンオフィス』です。事務所のイメージアップが売上アップにつながることができれ幸いです。ちなみに中古枕木は廃品再利用です。
園庭整備(U保育園)
園長先生より、子供たちのための運動遊具施設(クライミング遊具)が欲しいとのことで、石垣と枕木階段の2つのクライミング遊具、芝生通路、簡易土留め等をつくらせて頂きました。園長先生の思いをカタチに、庭師の技術が子供たちの笑顔のために!テーマは『それいけ!ちびっ子わんぱく山!』です。